先日、某大手IT企業様に “仮説思考型共創コミュニケーションプログラム”マネージャー向けコミュニケーション研修” を実施しました。
全3ステップで実施しているこの研修ですが、ステップ1として先日、若手社員向け研修で上司へのコミュニケーションの取り方研修を実施しました。ステップ2となる今回はステップ1の受講者様の直属上司である方々に研修を受けていただきました。
「部下とのコミュニケーション方法を学び、お互いに円滑なコミュニケーションを実践できるようにすること」をゴールに、チーム全体としてのパフォーマンス向上を目指しワークにも積極的に取り組んでいただきました。
まずは共通課題としての「部下が本音を話してくれない理由」を講義した際には、皆様に大きく頷きながら聞いていただきました。
研修の中で、実際の部下を思い浮かべながら理解度ワークをしていただきましたが、
「理解が大事だってわかっていたけれど難しい…理解をするにはどうしたらいいか今までわかっていなかった。これから深掘りしていきたいと思えた」
「部下のコンテキスト(『どんな背景や思いがあるのか?』(将来の希望・マインドセット))までは全然知らなかった、今までそういうことを考えたことが無かった」
など、今まで部下の理解度が足りていなかったと、実感していた様子でした。
さらに部下を理解し、信頼され「本音を話してもらう」には「4つの承認」が重要という講義をした上で、1on1のロールプレイングを行った際には、
「今まで1on1をやっていなかったし、中々意識して承認できていなかったと実感した。日頃見てもらっている人にしっかり1on1してもらえば部下も安心だよな〜と思えた。」
「業務の振り返りはしていたが、成長の部分の振り返りはやっていなかった。そういう時間を作って本人からの意見ももらって、一緒に向上していきたいと思った」
「今まで1on1は苦手意識があって実施していなかったが、今回ロープレをやってみてできるかもと気づきだった。」
と、今後の部下との関わり方、伝え方を見返す機会になっていた様子でグループシェアの際にもお互いの部下の話を共有していたり、お互いのチームの課題を話し合ったりして大変盛り上がりました。 この後の流れとしては、業務時間を使って実際の部下の方と1on1を実施していただき今回の研修で学んだコミュニケーション方法を早速実践していただきます。そして1on1を経たのちに、ステップ3として合同ワークショップを行っていただきます。
上司部下がともにチームのビジョンを考える機会を通して、チーム内の相互理解を深め、チームの環境を整えることで、皆さんの業務が円滑に進むようになることを期待しています。
さらに受講者の皆様が通常業務内でも今回の研修で得た知識を活かしていただき、具体的な成果が出た等の報告を改めて聞けるのを非常に楽しみにしております。
私たちは、お客様のビジネスの益々の発展に貢献したいと心から願っております。「学びのチカラで『明日が楽しみ』を」というビジョンを実現するために、スタッフ一同、今後も日々邁進して参ります。
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