先日、某大手IT企業様に “仮説思考型共創コミュニケーションプログラム”合同ワークショップ” を実施しました。
全3ステップで実施しているこの研修ですが、ステップ1、2で上司部下に分かれそれぞれとのコミュニケーションの取り方研修を実施しました。
ステップ3となる今回は上司部下の方に集まっていただき、まさに研修の集大成となりました。
「上司部下がともにチームのビジョンを考える機会を通して、チーム内の相互理解を深め、チームの環境を整えることで、皆さんの業務が円滑に進むようになる。」をゴールに、各チームで協力しながらワークにも非常に積極的に取り組んでいただきました。
今までの研修で学んだことや、実際に業務で実践してみたことなどを皆様でシェアしていただいた後に、コアバリューとチームビジョンを策定していただきました。コアバリューとビジョンを策定することで、チーム全員が目指す方向を共有でき、意思決定や行動の軸が明確になります。これにより、一体感が生まれ、モチベーションが高まり、成長と成果を最大化することができます。
チームビジョンの考え方や必要性に、特に上司の方に共感と納得をいただき「会社全体のビジョンやバリューはわかっていたけれど、チーム単位で考えて策定したことはなかった!」ととても盛り上がり、有意義なワークとなりました。
その後はチームごとにビジョンボードを作成していただきました。策定したチームビジョンを実際にボードに書き込んだりチームメンバーの写真やイメージ画像を貼り付けたり、手を動かして見える形にしていただく、とてもアクティブなワークです。笑い声も絶え間なく聞こえてくる賑やかで穏やかな時間となりました。
研修の最後には完成したビジョンボードの発表会を行い、皆様の思いも聞くことができました。全員で発表をしているチームや、上司の方から「よし、行ってこい!」と言われ部下の方が堂々と発表を行うチームなど、発表の場でもそれぞれの色が出ていて、受講者の皆様同士も良い刺激になっていたようでした。
研修の後には上司の方から「今までほとんど業務の話しかしていなかったので、今回の研修を通して部下がどんな思いや考えを持っていたのか、どんな価値観だったのかが理解できて本当に部下を見る目が180度変わった!」
部下の方からは「普段業務を行う上で、上司に価値観とか大事にしていることとか聞く機会がないし聞きづらかった…今回の研修でお互いに話せて今後のコミュニケーションをとりやすくなりました!」
と、チームの相互理解が深まっている実感をしていただいているコメントを多数いただくことができました。
今回の研修を通してのゴールであります「チームパフォーマンスの向上」に確実に近づけたのではないでしょうか。今後も定期的にチームでビジョンボードを更新しながら、 組織全体で定着していくことを期待しております。
さらに受講者の皆様が通常業務内でも今回の研修で得た知識を活かしていただき、また具体的な報告を改めて聞けるのを非常に楽しみにしております。
私たちは、お客様のビジネスの益々の発展に貢献したいと心から願っております。「学びのチカラで『明日が楽しみ』を」というビジョンを実現するために、スタッフ一同、今後も日々邁進して参ります。