先日、某大手IT企業様に“仮説思考型共創コミュニケーションプログラム”若手社員向け 目標達成・コミュニケーション研修を実施しました。
全3日間の研修の最終日だった今回ですが、1日目、2日目で自己理解を深め、自らの目標設定をした上で、3日目に「目標達成するために効果的な 上司とのコミュニケーション方法」を学んでいただきました。
上司から評価されることが自分の目標の実現を応援してもらうことに繋がることや、コミュニケーションのポイント「So What?の深掘り」を講義したのち、通常業務で日々自身がどのように上司とコミュニケーション振り返りワークを行っていただきました。
上司とのやりとりの中でうまくいかなかった場面を振り返りながら問題点やその背景・原因、さらに改善策までを考えていただき、グループでシェアしていただきました。
自身の振り返りの後は、具体的に上司から応援されるために必要な「エトス(信頼)・パトス(情熱)・ロゴス(論理)」の講義をし、実際にどのようにして実践すれば良いのかをお伝えしました。
講義中は皆様、体ごと講師に向きながら大変真剣に耳を傾けており、上司とのコミュニケーションの取り方次第で業務がスムーズに進んだり、自身の評価にも繋がることを納得感を持って理解いただいておりました。
研修の最後にはグループで上司役と部下役にわかれて、業務の指示を受けた際の深掘りロールプレイングを行いました。
ロールプレイング通して上司が期待していること・業務の本質を見定め、成果を上げるために必要なことを学んでいただきました。
研修を通して、
「今まで上司の時間を割きたくないという気持ちが優先されていて、指示の背景まで聞けていなかった」
「今までひたすらクローズドクエスチョンを使っていた。一度だけ仮説的なことを言ってみたことがあるが、それを続けていけば良かったのだと実感した」
「いつもチャットで上司から業務指示がきた際は『承知しました』スタンプだけで済ませていたが、もう少し詳細を聞いてみたりコミュニケーションを取ってみないといけないと思った。」
など、普段のコミュニケーションの取り方の課題点や改善点への気づきがあり、「明日から早速研修で学んだことを実践しよう」と熱意が伝わってきました。
この後の流れとしては、業務時間を使って実際の上司の方と1on1を実施していただき今回の研修で学んだコミュニケーション方法を早速実践していただきます。
「自分の人生を充実させるために」受講者の皆様が通常業務内でも今回の研修で得た知識を活かしていただき、具体的な成果が出た等の報告を改めて聞けるのを非常に楽しみにしております。
私たちは、お客様のビジネスの益々の発展に貢献したいと心から願っております。「学びのチカラで『明日が楽しみ』を」というビジョンを実現するために、スタッフ一同、今後も日々邁進して参ります。