先日、城野のセミナーにご参加いただいた某大手IT企業様に対し、無料相談会を実施しました。
今回は、営業の基本マニュアルや案件管理の仕組みはあるけれどメンバーがついてこれていない、OJTベースでフィードバック等はしているが、そこから自走できているメンバーが少ないことを課題として感じている方からのご相談でした。
- マニュアルを渡すだけではなく、時間を取って集合研修という形でトレーニングを行い、共通言語を浸透させることが重要です。
- 同行した時のみのフィードバックだと形で残らず、知見がチーム全体、社内全体にたまっていきません。形に残して更新していくことが大事です。
上記2点をお伝えした上で、「部全体の営業スキルを底上げ」するためには下記3つがそろっていることが理想像だとアドバイスさせていただきました。
①営業セールススキルマップ
②営業商談の基本マニュアル
③営業の教え方のマニュアル
そして「営業の基本はロールプレイングで、それを怠ってしまうと個人が勝手な解釈で商談のやり方をどんどんアレンジしてしまい、組織全体で営業力があがらなくなってしまうので、例えばトーナメント形式やワークショップを行って、組織全体で根付かせていくのも良い方法」だということもお話しました。
最後に、すでに自社でのOJTなどで積極的に人材育成に取り組んでいること、今回ご相談に来ていただいたご担当者様の意欲の高さを感じたことから、まずは自社で半分OJT・半分研修のスタイルで時間をかけて組織を変革させていくのが合っているのではないかとまとめさせていただきました。
「城野さんとお話して、自社の考えるプロセスや機会については提供できており、方向性は間違っていないことが確認できました。」「早速著書を購入して、実践してみようと思います。ロープレについても、方法を考えたいと思いました!」
と非常に前向きなコメントもいただけました。
半年後にその後の状況について教えて頂くことになったので、どのような(×どんな)成果がでていらっしゃるか、お話を聞けることを楽しみにしております。
私たちは、お客様のビジネスのさらなる発展に貢献したいと心から願っております。「学びのチカラで『明日が楽しみ』を」というビジョンを実現するために、スタッフ一同、今後も日々邁進してまいります。
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